ディーラーの半額以下!クルマのタイヤ交換をした
自分でタイヤを注文して、持ち込み交換をしてもらうことでディーラーの半額以下でタイヤ交換ができました。
軽自動車の話ですが、普通自動車にも同じ方法が使えます。
段取りを詳しく書きました。
初めてのタイヤ交換には約8万円かかった
自分の愛車はトールワゴン型の軽自動車、タントです。
1台目の車で購入して満8年になります。
購入して3年後に1回目、5年後に2回目、7年後(去年)に3回目の車検を受けました。
1回目のタイヤ交換は、2回目の車検の時にディーラーで交換してもらいました。
走行距離は1年で9,000km程だったので、45,000kmくらいで交換です。
夏タイヤの寿命の目安は3~5年または30,000km~50,000km(オートバックスより)とあるので、ちょうどの時期でした。
タイヤは新車装着時と同等のダンロップ エナセーブ EC203にし、新品タイヤ4本交換と諸経費一式で78,000円の費用がかかりました。
2回目のタイヤ交換の時期
去年の車検時にタイヤの溝が残り3mm程になっていて、タイヤの交換を検討したほうがいいと言われました。
最近は走行距離が減って1年で5,000km程だったため、溝をチェックしながら乗っていました。
タイヤの横に△のマークがあります、そこから面を見ると溝の中に出っ張った部分がありスリップサインといいます。
スリップサインとタイヤの面が同じ高さになったら溝は1.6mm未満になり、車検に通らない状態で交換必須です。
10月の時点で溝は2mm程になり交換時期ですが、またディーラーで交換すると約8万円かかってしまいます。


そこで、安く交換できる方法を調べて、一番良いと思った方法を実行しました。
まずタイヤにはサイズがあるので、横に書いてある番号を写真に撮ります。
車検証に書いてある、車種の型番も控えておきます。
検討1.自動車用品専門店の店頭でタイヤを注文して、そこで交換もしてもらう方法
行橋にはオートバックス、イエローハット、タイヤ館があります。
ネット上でタイヤの在庫を調べられますので、大体の値段がわかりました。
軽自動車の場合、価格帯で3つのランクに分けられると思いました。
エントリータイヤは安く、4本で10,000~16,000円の価格帯です、海外メーカー製が多いようです。
低燃費タイヤはダンロップ、ブリヂストン、ヨコハマタイヤの国産メーカー製があり、4本で18,000~24,000円の価格帯です。
高機能タイヤはブリヂストンのレグノ、ダンロップのオールシーズンマックスなどがあり、4本で28,000~32,000円の価格帯です。
コストを抑えるならエントリータイヤですが、価格ドットコムでエントリータイヤの使用者の感想を見ると、20,000kmで寿命が短い、安定性が悪いなど良くない評価がいくつか有りました。
高機能タイヤはレグノの評判が良かったですが3万円と高価です、オールシーズンタイヤは雪が年に一度積もるかどうかの地域なので不要と考えました。
今回は2万円前後の低燃費タイヤを選ぶことにしました、候補は今のタイヤの後継モデルのダンロップ エナセーブ EC204かブリヂストンのエコピア NH100の2つです。
上の3つの店の在庫を調べると、オートバックスやイエローハットにはどちらも取り扱いが無い、タイヤ館はブリヂストンの運営なのでエコピアがあることがわかりました。
タイヤ館 エコピア 価格で調べると、4本で44,064円+工賃5,400円と書いてあるサイトが有りました。(クチコミィ)
約5万円でディーラーよりも安いですが、価格ドットコムでエコピアのタイヤ価格は4本で22,000円程だったので、タイヤを自分で購入して、持ち込みタイヤの交換をしてもらうことはできないか考えました。
検討2.タイヤを自分で注文して、持ち込み交換してもらう方法
まずはチェーン店で持ち込みタイヤ交換ができるか調べました。
オートバックスは持ち込みタイヤ交換は応相談となっていて、店舗でタイヤを購入したときよりも割増料金のようです。目安としては17インチ以下4本交換で1万円+廃タイヤ処分費と掲載されているページがありました。
イエローハットも応相談で、店舗によって違うようですが料金は8,800円+タイヤ処分費1,320円と掲載されているページがありました。
タイヤ館は持込の場合、海外メーカーのタイヤは断られる、工賃は12,000円と口コミがありました。
持ち込みのタイヤ交換はあまり利益が出ないことと、不具合が生じた際に責任問題に発展しかねないことから、引き受けてくれるショップは意外と少ないそうです。
次に自動車整備工場で持ち込み交換の受付をしているところがあるか調べました。
Googleでタイヤ持ち込み交換と検索すると、「豊前市の持ち込みタイヤ交換専門店:福岡タイヤショップ豊前店」が見つかり、近隣の市で30分程度で行けることと、目的に合っていると思い、Webサイトで詳細を調べました。
福岡タイヤショップ豊前店に決定
トップページの画像に自分の希望する条件が書かれていて、ネットショップで購入したタイヤを直送できるので重いタイヤを運ぶ必要が無いのが良いです。交換実績も多いので大丈夫だと思いました。
次に料金です、明瞭な料金表があり12~17インチを4本交換、インターネット割引を適用して6,050円と格安です。
追加で必要なオプションが、古タイヤの処分費1本330円とバルブ交換1本330円、それぞれ4本なので2,640円で全体の工賃は8,690円です。
また、持込みタイヤの場合でも交換1ヶ月後の無料点検と3ヶ月間の無償整備保証サービスが受けられます。
すぐに予約を取りたいところですが、タイヤの見積もりを先にして到着予定日に少し余裕を見てから予約をしようと思いました。
ネットショップでタイヤを注文して店に直送した
タイヤの候補は2つに決めてあったので、価格ドットコムで調べます。
ダンロップ エナセーブ EC204とブリヂストン エコピア NH100の価格、口コミ、納期を比較して、今と同じメーカーのエナセーブに決定しました。
一見最安値に見えても、送料が1本ごとに1,100円かかるショップや納期が明確でないショップがあるので、注意が必要です。
Amazon.co.jpは価格ドットコムではタイヤ1本の値段表示(5,079円)ですが、ページに行くと4本セットで割安のものが選べました。
4本セットで18,887円(1本4,722円)でした。納期も在庫あり4日でお届けと早いため、Amazonに決定しました。
注文前にタイヤショップ豊前店にインターネット予約をします、タイヤは土曜到着予定なので2日余裕を見て、翌週月曜日の午後に予約を入れました。
その後Amazonで注文します、送り先をタイヤショップ豊前店宛にするのと、末尾に名前を記入します。
予約後に自動応答の受付メール、翌日に携帯に予約日時の確定の連絡がありました。
作業当日と所要時間
月曜日の14時に店に行き、ピットインしました。見通しの良い道のENEOS内なのでナビと合わせてすぐに分かりました。
作業前にすることの確認(新品タイヤ交換、バルブ交換、古タイヤ処分)があり、隣の待合室で待っていました。
途中で下部シャーシの確認が有り、マフラーにサビがあるのでコーティングの提案をされましたが、山沿いに住んでいて潮風の影響は受けにくいと考えたので今回は断りました。その他オイルなどの基礎点検もしてくれました。
約1時間で作業が終わって支払いを済ませました。請求額は見積もり通り8,690円でした。
スタッフの方は明るくて良い気分でした、100kmほど走りましたがタイヤにも問題はありません。
費用とまとめ
エナセーブ EC204 4本 18,887円 + タイヤショップ豊前店 工賃 8,690円 = 合計27,577円
タイトルには半額以下と書きましたが更に安く、27,577 ÷ 78,000 = 0.353 ほぼ1/3の費用で交換ができました。
雪が降る地方では冬タイヤへの交換の必要があると思いますが、このような店が見つかれば負担を少なくすることができます。
車に詳しい方なら常識なのかもしれませんが、車初心者が見つけた裏技みたいな感じで面白かったので記事にしました。
ご覧頂きありがとうございました。